【初心者OK】DMM英会話『デイリーニュース』の効果的な使い方

  • ぶっちゃけDMM英会話のデイリーニュースって効果あるの?
  • デイリーニュースがおすすめって聞いたけど使い方がわからない
  • DMM英会話のヘビーユーザーの使い方を知りたい

DMM英会話初心者の方にとってよくある悩みですね。

その悩み、私が解決します。

今回はDMM英会話初心者の方に向けて、『デイリーニュース』の効果的な使い方や記事選びのコツなどを解説いたします。

  • 『デイリーニュース』の効果的な使い方・誤った使い方
  • 『デイリーニュース』の記事選びのコツ
  • 『デイリーニュース』を継続させるコツ

この記事を書いた人(ぱんちょ)

  • DMM英会話を累計3年間継続(2019年4月〜)
  • DMM英会話マスターランク(累計英会話レッスン1000回以上)
  • 海外の貿易会社で外国人と勤務(2023年3月〜)

DMM英会話『デイリーニュース』の特徴

DMM英会話『デイリーニュース』は、DMM英会話で最大の人気を誇る教材のひとつです。

社会問題などの時事ニュースをテーマに、今話題の英語を学べます。

教材は、以下の通り大きく分けて四部構成です。※Exercise4はないこともあり

  • Exercise1:Vocabulary(ボキャブラリー)
  • Exercise2:Article(ニュース記事)
  • Exercise3:Discussion(議論)
  • Exercise4:Further Discussion(一歩踏み込んだ議論)
ぱんちょ
ぱんちょ

レッスン教材で迷ったら、まず『デイリーニュース』を選べば間違いないです。一度も使ったことない方は、まずは一度使ってみることをおすすめします。

『デイリーニュース』の誤った使い方(初心者向け)

  1. 講師の言われる通りにレッスンを進める
  2. 教材レベルを確認しない
  3. 記事を直前に決める

講師の言われる通りにレッスンを進める

講師の言われるがままにレッスンを受けるのはやめましょう。時間の無駄です。

レッスンの主導権は常にあなたの手元にあります。

初心者だからといって講師に主導権を渡すと、学びたいことが学べないなんてこともあるでしょう。

後ほど改めて紹介しますが、まずはこの2点だけでも意識してみましょう。

  • 知らない単語をレッスン前に確認しておく
  • 記事を先に読んでおく
ぱんちょ
ぱんちょ

私自身、「毎日受講」を意識すぎたせいでレッスン姿勢が受動的な時期がありました。残念ながら、この時期に学んだことはほぼ覚えていません。

教材レベルを確認しない

教材レベルを確認しないと、これもまたレッスン時間が無駄につながります。

初心者がAdvanced(上級)やProficient(最上級)に取り組むのはナンセンス、ほとんど記事内容がわからずに苦労するだけです。

教材のタイトル付近にレベルが記載されているので、自分の英語力に応じたレベルを選びましょう。初心者であればintermediate(中級)の5の教材がおすすめです。

中級は難しそうと感じる方もご安心ください。基本的に単語・表現は中学英語レベルしかありません。

記事を直前に決める

記事を直前に決めるのも、効果的な使い方とは言えません。

なぜならレッスン中に知らない単語に遭遇、貴重な時間を消費してしまうから。

単語をレッスン中に調べたり、意味を質問・解説などを含めると10分程度消費します。1回25分のレッスン時間を考えるとかなりもったいないです。

レベルが上がると新出単語も多く、その確認だけでレッスンが終わることもあります。前もって決める癖をつけましょう。

ぱんちょ
ぱんちょ

講師から単語や文章を音読するか聞かれますが、スキップするのもアリですよ。少しの工夫で、レッスンがスムーズに進むことをお忘れなく。

『デイリーニュース』の効果的な使い方(初心者向け)

レッスン前

  1. 記事の内容・質問に目を通す
  2. わからない単語・表現を調べる
  3. 自分の意見を考える

記事の内容・質問に目を通す

まず、Exercise2「ニュース記事」の内容・Exercise3「質問」に目を通しておきましょう。

記事は初心者でも5分程度で読めます。慣れるまで下の日本語訳と合わせて読むのがおすすめです。

記事の後に質問のパートが続きます。「何を質問されるのか」を軽く確認するだけでも、かなり効果的な予習です。

以下がレベル5の記事例と質問例です。参考にしてみてください。

記事一部抜粋(英文)
記事一部抜粋(下に日本語訳)
質問例

わからない単語・表現を調べる

わからない単語・表現は先に調べておきましょう。

なぜなら、単語を先に調べておくことで記事内容の理解がより早く進むから。

Exercise1「ボキャブラリー」、Exercise2「ニュース記事」は単語・表現確認が必須です。

やり方はとても簡単。知らない単語・表現にチェックを入れるだけ。

以下、チェックの具体例です。

ぱんちょ
ぱんちょ

この記事の場合、”daylight saving time(DST)”ってなんだろう、調べようという感じです

自分の意見を考える

記事テーマに沿った自分の考えを考えておきましょう。

Exercise3「質問」に続き、Exercise4「議論」のパートで意見を述べるため。このパートはレッスンで最も大事な時間です。

この記事では、「サマータイムに賛成か?反対か?」といった問題提起がされています。

肯定でも否定でもない場合(意見が特にない場合)、サマータイムについて他のサイトで深掘りして調べてみましょう。※そもそもテーマを知らないと何も話せません。

ぱんちょ
ぱんちょ

議論に正解はなく、どんな意見も根拠があれば成立します。どちらか一方の立場を決めて、メリットやデメリットを考えてみるのもアリですね。

レッスン中

  1. 積極的にディスカッションする
  2. わからないことがあれば積極的に質問する
  3. 新たに学んだことをメモする

積極的にディスカッションする

あなたはお客さんではありません。どんどん積極的にディスカッションしましょう。

学校の授業と同じように、受け身姿勢でただ漫然と講師の話を聞くだけで英語力は伸びません。

しかし、いきなり質問されても何も答えられないですよね。その気持ちよくわかります。

たとえば、「SDGsについてあなたの意見を教えてください」みたいな話。普通にきついです。

だからこそ、レッスン前に「何について話すか」を知るために準備する。そして、準備したことを臆せず話す。

初心者の間は、とにかく意識しましょう。上手く話せることよりもはるかに重要ですよ。

自分の意見を述べ始めるときに、よく使う表現を共有します。

  • Personally, In my opinion, For me:私の意見では〜
  • From the perspective of, In terms of:〜の観点では
  • When it comes to, Regarding :〜に関して

わからないことがあれば積極的に質問する

話すだけでは満足してはいけません。わからないことがあれば躊躇せず質問しましょう。

タイミングを見計らって以下の質問を言えばOKです。

  • Can I ask you please?:質問していいですか?
  • Let me ask you please:質問させてください

質問は、単純に疑問を解決するのが目的ではありません。より深く理解するのが目的です。

関心を持って質問したことはなかなか忘れなかった、なんて経験ありませんか?

ただ見て覚えるより脳の定着が圧倒的に早いです。

ぱんちょ
ぱんちょ

これは本当に効果的です。私自身も、質問して教えてもらったことは覚えているけど、質問しなかったことは記憶にすらないことが頻繁にありました。

新たに学んだことをメモする

新しく学んだことはメモしましょう。

メモはどんな些細なことでも構いませんし、講師の発言すべてをメモする必要はありません。あなただけしか見ないメモです。

このイディオムはこの単語と同じとか、この単語の類義語にはこれがあるとか。

たとえば、「evacuate(避難する)」という単語。この単語を知らなくても、「escape(逃げる)」というよく知る単語が類義語(synonym)にあると教えてもらってメモすれば暗記しやくなります。

ぱんちょ
ぱんちょ

知らない単語・表現を知っている単語・表現と関連付けて覚えるのはおすすめです。

レッスン後

  1. レッスン中のメモを確認する
  2. 数日後に再復習する
  3. 新たに学んだことを別の場所で応用する(アウトプットする)

レッスン中のメモを確認する

レッスン後は、すぐにレッスン中に取ったメモを振り返りましょう。

メモは見返さない限り、脳に定着しません。

先ほど紹介した「evacuate」という単語。レッスン後に用法や類義語について更に調べると、少しずつわからない意味がわかるようになってきます。

個人的に、電子辞書や紙辞書で調べるのがおすすめです。スマホで調べるより、多少調べるのに労力をかけた方が、脳に「覚えるべき単語」として認識させやすくなります。

数日後に再復習する

レッスン後に確認するだけでは、数日後には忘れてしまうため再復習しましょう。

レッスンで学んだことを数日後にこまめに復習すると、再度覚えるのに大きな時間を節約可能です。これはエビングの忘却曲線というよく知られた研究結果で証明されています。

忘れることは良くないことではありません。基本的に覚えたことは忘れるもの。この点を踏まえた上での対策です。

ぱんちょ
ぱんちょ

私自身、同じ記事・別講師でデイリーニュースを再受講することをよくやっていました。単語や表現を一回覚えたことを再確認して理解を深めるためで、とても効果的でしたよ!

新たに学んだことを別の場所で応用する(アウトプットする)

新たに学んだことを別の場所で応用すると、学んだことが定着しやすくなります。

インプットで終わらせる限り、あなたの学んだ知識は、頭の中にある単なる知識でしかありません。

別の場所で応用することで、学んだことに関連する周辺情報が強化されていきます。周辺情報は、学んだことを思い出すのに大きく役立ちます。

以前に別記事でも紹介しましたが、具体的な方法は以下の通りです。

  • 外国人が参加するミートアップに参加する
  • インターナショナルバーに週末通う
  • マッチングアプリで外国人と友達になってお茶する
  • HelloTalkで外国人とチャットする
  • 海外旅行に行く
ぱんちょ
ぱんちょ

どれも再現性のある方法で、誰でもできるはずです。是非トライしてみましょう。

『デイリーニュース』の記事選びのコツ

  1. 興味あるジャンルから選ぶ
  2. 自分がよく知るジャンルから選ぶ
  3. 同じ教材レベルから選ぶ

興味あるジャンルから選ぶ

デイリーニュースは、多様な記事ジャンルがあります。

興味あるジャンルから選ぶと、あなたも高い関心を持ってレッスン可能です。

画面左上の「Category」から選択して選びましょう。

旅行好きなら旅行ジャンル、ビジネスに興味があるならビジネスジャンルといった感じです。

興味の有無は非常に大事ですよ。なぜなら勉強のモチベーションを大きく左右するから。

初心者の記事選びは、まずこの1点を意識するだけで問題ありません。

ぱんちょ
ぱんちょ

私は、筋トレや食事など健康やライフスタイルのテーマに興味があり、こうした記事を中心にレッスンを受けています。

自分がよく知るジャンルから選ぶ

「興味あるジャンルなんてひとつもないよ。。。」って方も大丈夫。

2つ目の選択肢として、自分がよく知るジャンルから選んでみるのもコツですよ。

たとえば、地域。先ほどのカテゴリ一覧に地域が含まれていましたね。

アジア太平洋(Asia & Pacific), アメリカ合衆国・大陸(USA & Americas) , 欧州(Europe)

日本に関する記事もよくアップされています。つまり、前提知識をよく知っていて取り組みやすいはずです。

少し前は、地域で絞るとパンデミック対応に関する記事がよくアップされていました。

ぱんちょ
ぱんちょ

初心者でもレベル5(intermediate)のレベルに挑戦できるのは、興味ある&よく知るジャンル選びが大前提ですね。前提知識があるだけで読みやすさ&理解しやすさは大きく変わります。

同じ教材レベルから選ぶ

この点は忘れがちですが、頭に入れておきましょう。

興味ある&よく知るジャンルばかり意識するとレベルを見落とします。これでは本末転倒です。

「興味ある&よく知るジャンル」→「教材レベル」の順に絞り込むと、選びやすくなります。

教材レベルは画面右上の「Level」から選択して選びましょう。※カーソルを動かすと絞り込めます。

慣れるまでは、毎日取り組む教材レベルを基本変えない方がベターです。

ぱんちょ
ぱんちょ

レベル9〜10(Proficient)は非常に高度な記事内容で、基本選ばなくてOKです。英語力と同時に特定の専門知識が試されます。

『デイリーニュース』を継続させるコツ

  1. 他のレッスン教材と併用する
  2. たまに教材レベルを変えてみる
  3. 同じ記事でもう一度レッスンを受けてみる

他のレッスン教材と併用する

他のレッスン教材と併用すると、デイリーニュースも飽きずに継続できます。

おすすめは、会話ディスカッションテーマ別会話あたり。テーマや場面に沿った表現が学習可能で、自分の表現力や語彙力を増やすのに役立ちます。

デイリーニュースで学んだことを、他の教材を使ったレッスンでも使ってみましょう。

DMM英会話は毎日学習可能というメリットがある一方、マンネリ化しやすいです。

やり方を少しずつ変えるなど工夫しないと、ほぼ確実に挫折して途中で続かなくなるのでご注意ください。

ぱんちょ
ぱんちょ

私も同じモチベーションで3年間継続できたわけではなく、途中休会もしました。

たまに教材レベルを変えてみる

同じレベルの教材を使うことに異論はありませんが、たまには教材レベルを変えることをおすすめします。(先ほどと同じく、レッスンをマンネリ化させないため)

レベル4〜6(Intermediate)で慣れてきたら、レベル7〜8(Advanced)の教材に一度挑戦してみましょう。

これまでのレベルと違うので、今まで気づかなかった弱み(=強化すべき部分)に気づくはずです。語彙が足りない、イディオムを知らない、同じ表現を繰り返し使いすぎているなど。

あとは、その弱みを特訓して克服するのみ。語彙が足りない人向けに語彙、発音が苦手な人向けに発音のレッスン教材もありますよ。

レッスン教材

同じ記事でもう一度レッスンを受けてみる

自分の習熟度を再確認するため、同じ記事でレッスンを再受講するのもおすすめです。

デイリーニュースの記事はしばらくアクセス可能な場合がほとんどです。再受講のため記事リンクを保存しておきましょう。

初めて受講したときに知らなかったことが、再受講して理解できるようになっていた!なんてことあると嬉しいですよね?この感覚があなたのモチベーションをきっと刺激してくれますよ。

この成功体験の積み重ねが、英語力の向上につながることは間違いありません。

まとめ:『デイリーニュース』で英語力と思考力を向上させよう!

以上、初心者向けにDMM英会話『デイリーニュース』の効果的な使い方を紹介しました。

デイリーニュースで英語力の向上だけと思われがちですが、思考力も鍛えられますよ。

「〇〇についてどう思う?」「〇〇っておかしいって思わない?」という会話を繰り返えして、少しずつ今まで関心がなかったテーマにも関心が生まれてくるんです。

ぶっちゃけその点がデイリーニュースを使う1番大きなメリットですね。活用する以外の選択肢はありません。今日からやってみてください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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